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ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

サミュエル・ベケットの古典戯曲。
ただゴドーを待ち続ける話だと言うことは知っていたが、
本当にただゴドーを待ち続ける話。
しかし、ただ黙って待つのではなく、そこには色々な会話がなされるのだが、
特に大きな事件が起こるわけでもなく、わりと淡々と待ち続ける。
解説に「演出の際『ゴドーが誰であるのか』という役者の問いに
作者が『知っていたら作品に書いていただろう』と話した」とあるが、
要するに「誰であっても構わない」ということだろう。
誰であったとしても結局同じところに行き着くのだ。
だから特定の誰かである必要はない。
もしかしたら作者や、後にこの作品を演出した演出家たち、
さらには役者の中には、
ゴドーが誰であるのかをはっきりさせた方もいらっしゃることと思う。
しかし、それが万人共通になりえないところがこの作品の素晴らしさなのだろうと思う。
一見難解で退屈そうではあるが、
それは読者(観客)の想像力を思い切り膨らますことが必要になってくるからであり、
そのストーリーだけを見ると決してドラマティックとは言えない。
そういう意味で、いわゆる現代のテレビドラマや、漫画とは
対極に位置するような作品なのではないかと思うのである。
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oka

Author:oka
3つの活動をしています。
①劇団「柴犬ムツコ」主宰。作・演出を手がける。
②2011年5月~都内ライブハウスにて全曲オリジナル曲によるアコースティックライブを行う。
③某私立高校英語科非常勤講師。

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