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国民の映画

三谷幸喜作・演出。PARCOプロデュース。PARCO劇場にて。
出演 小日向文世 段田安則 白井晃 石田ゆり子
シルビア・グラブ 新妻聖子 今井朋彦 小林隆
平岳大 吉田羊 小林勝也 風間杜夫

1941年のドイツ・ベルリンが舞台。
ナチス政権の下、芸術と権力の狭間で葛藤する人々を描く群像劇。(宣伝より部分引用)

ネタバレ含むため以下「続きを読む」へ。
まったく予備知識なしの観劇。
幕が開くと暗い中、映写機の光だけが、客席の向こうを照らしている。
真っ暗な中、先を照らす一筋の光。
そんな中、ピアノは陽気な音楽を奏で、主演の小日向文世扮するゲッペルス大臣は笑いを浮かべる。
何かを暗示させるような始まり。
舞台は明るくなり、会話からそれがチャップリンの映画であることがわかる。
ゲッペルス大臣邸で開かれる宴。
招かれた映画人たちと、招かれざる権力者たち。
それぞれの思惑を胸にした会話劇で物語は進んでいく。
やがて、徐々に明かされるゲッペルスの有能な使用人の秘密。
笑いも所々あるが、いつもの三谷氏のシチュエーションコメディーとはまた違っている。
後半、ゲッペルス大臣が映画作りの計画を発表し、物語は一気に盛り上がっていく。
が、しかし…そこから徐々に悲惨な結末へと向かっていき、最後は静かに幕を閉じる。

非常に重いテーマが胸に染みる。
映画ではないが、舞台を作る者として、芸術を志す者として、
考えさせられる部分が多々あった。
今回の自分の公演の延期を決めるまでにも、
「芸術とは…?」という事について散々考えた後であっただけに、
余計にそのセリフたちの重みを感じた。
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プロフィール

oka

Author:oka
3つの活動をしています。
①劇団「柴犬ムツコ」主宰。作・演出を手がける。
②2011年5月~都内ライブハウスにて全曲オリジナル曲によるアコースティックライブを行う。
③某私立高校英語科非常勤講師。

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